高麗芝は、冬は休眠状態となるため、茶色くなってしまいます。
冬でも緑の芝生を楽しみたい方には、オーバーシードをお奨めいたします。高麗芝の上に常緑の西洋芝の種をまき、目土をかけるだけなので、どなたでも簡単に行えます。
シバシバには、オーバーシードを行った常緑の商品も冬季のみ販売しておりますので、ぜひご利用ください。
写真左・奥が冬の高麗芝。手前が常緑芝です。
芝刈り
種子が入りやすいように、刈り高 1~2cmにカットします。 青々とした芝生を刈るのは抵抗があるかもしれませんが、下の写真を参考にしっかり刈り込んでください。刈り込み前(左)と刈り込み後(右)
サッチ(刈りカス)除去
熊手等を使い、芝を痛めないように注意しながら、きれいに除去します。種まき
1m2あたり40gの西洋芝の種を、なるべく均一にまきます。覆土
芝用の目土をフルイ等を使って均一に、厚さ3mm程度(種が隠れる程度)まきます。 ※目土は、園芸店・ホームセンター等でご購入いただけます。水遣り
土や種が流れないようにやさしく、たっぷりとまきます。10日程度で発芽します。きれいに生育した西洋芝で、冬場も緑を楽しむことができます。気候によりシバの生育は異なりますが、発芽後2~3ヶ月どで、このように密集し、緑が濃くなってきます。●芝高50mm程になったら、1週間ごとに10mm程度ずつカットし、最終的に25mmの芝高にします。
●3月ころから施肥をストップし、3月下旬に10mm程度カットし、高麗芝に日が当たるようにします。
●翌秋にさらにオーバーシードをしていただくと、きれいな常緑をお楽しみいただけます。
【オーバーシード時の注意】
冬用の西洋芝を放置すると、ベースの高麗芝の育成が損なわれるため、春前には強制的に西洋芝を弱体化させるために十分な刈り込みが必要となります。秋のオーバーシード時と同様、青々とした芝生をしっかり刈り込むのは抵抗があるかもしれませんが、芝生の状態を最適なものにするために、できるだけ残らず刈り込むようにしてください。
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